中央
本線(旧線) 旧立場川橋梁
(長野県富士見町)
この区間は1904年12月21日、中央本線 韮崎ー富士見間の開業により開通しました。
その後、複線化で1980年(昭和55年)
9月25日、立場川鉄橋の前後約1.5kmの区間が廃線
となりました。
1904年(明治37年)竣工 アメリカンブリッジ製
旧中央本線 信濃境−富士見間 単線区間
総橋長 110m
上路平行弦プラットトラス(ピントラス) 62.4m 1連
両サイドはプレートガーター
この橋梁は上下弦材にはさまれた鉛直鋼材と、ハスに入れられた斜鋼材から構成されている
プラットトラス形式で、さらに斜材の中央から短い鉛直材が立つという
複雑なバルチモアトラスといわれる構造をしています。
また、部材の接合点(格点)がピンで止められているピントラスという
19世紀後半アメリカで普及していたトラス構造です。
橋梁技術の歴史を語る存在となっています。
竣工はなんと102年前です!!
現JR東海道本線天竜川
橋梁もアメリカンブリッジが製作した橋梁です

立場川上流方向から(左方が小淵沢)

築堤に登り、小淵沢方を望む

橋の上 線路は撤去されています
橋の上はキケンですので立入禁止です

富士見方を望む 枕木はそのまま残されています

しばらく行くと瀬沢トンネルがあります

用水路に転用されています

トンネルから橋を望む

下流側から橋を望む
中央本線(新線) 立場川橋梁

旧立場川橋梁より望む新線の立場川橋梁

ゆるくカーブしている橋梁です


コンクリートの立派な橋梁
2006.04.24新規 撮影は携帯カメラ(F902i)